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医療脱毛の機械の種類はどれがいい?レーザー脱毛の機械選びのコツ

医療脱毛の機械の種類はどれがいい?レーザー脱毛の機械選びのコツ

医療脱毛の機械は結局どれが良いだろう?

脱毛するなら効果の高いレーザー脱毛機を選びたいけれど、ジェントルマックスやメディオスターなど色々な機械の名前があるのは知っているけれど、難しい専門用語ばかりでよくわからない。

そう思っている方は、医療脱毛の機械を選ぶ前に以下のポイントを抑えましょう。

  • 医療脱毛の機械はレーザー光の種類が異なる
  • 照射する方法によって毛が抜け落ちるまでの期間が変わる
  • クリニックの脱毛プランや方針によっては機械と照射方法が決められている

当記事では、誰でもわかる医療脱毛の機械の種類と、自分に合ったクリニックの選び方を伝授します。

顔や背中などの産毛、腕や足の太い毛、そしてVIOやワキなど何度も生えてくるしつこい毛それぞれに効果のあるレーザー脱毛機を知り、各クリニックで導入しているレーザー脱毛機を把握しておきましょう。

医療脱毛する機械の種類は3つのレーザーで異なる

医療脱毛は、皮膚の奥にある毛根組織にレーザーの光を照射し毛根組織を破壊することで、毛の再生を長期に渡り防ぐという施術です。

肌に当てるレーザーの光には3種類があり、どのレーザーで照射するかによって効果のある毛質や施術時に感じる痛みや照射できない肌質などの違いがあります。

クリニックでは必ず3種類のレーザーのいずれかを搭載した脱毛機を使用して施術を行います。

脱毛機に搭載されるレーザー3種類
  • ダイオードレーザー
  • アレキサンドライトレーザー
  • ヤグレーザー

医療脱毛ではいずれかのレーザーを搭載した脱毛機で施術します。

クリニックによって導入しているレーザー脱毛機が異なり、使用するレーザーの種類をプランによって制限していることもあります。

脱毛機に搭載されるレーザー3種類

3つのレーザーは「波長」と呼ばれる、レーザーが発する光の長さが異なります。

レーザーの波長の単位はナノメートル(nm)で表現し、波長が長いほど毛根の奥深くまで光が届く仕組みです。

部位によって毛根がある位置が多少異なり、浅い位置にある部位、深い位置にある部位によって、相性の良いレーザーの種類が決まります。

3種類のレーザーの特徴と相性の良い毛質・肌質
 
ダイオードレーザー アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー
波長 810nm 755nm 1064nm
レーザーが届く深さ 中間 浅い 深い
レーザーの特徴 細い毛~太い毛まで毛質に効果がある。
硬毛化のリスクが低く、産毛の脱毛にも有効。
毛根が浅く太い毛に有効。
毛が抜け落ちるまでが早く、効果の実感をしやすい。
根深い毛や産毛などの脱毛に向いている。
色素沈着した肌にも照射可能。
照射方式 蓄熱式/熱破壊式 熱破壊式 熱破壊式
相性の良い部位 全身 腕、足など ワキ、VIOなど
産毛への効果
剛毛への効果
日焼け肌や色黒への効果
※照射不可
硬毛化のリスク 低い 高い 低い
痛み痛みが気にならない やや痛いと感じる 痛い

ダイオードレーザーの脱毛効果

ダイオードレーザーの特徴

ダイオードレーザーは3種類のなかで波長が中間に位置するレーザーです。

蓄熱式と熱破壊式という2つの照射方法を使用できるのが特徴です。

毛根の位置が浅い顔や根深い毛のVIOにも反応できるため、産毛や細い毛から太い毛まで幅広く対応しています。

日焼けしてしまった肌や色黒の肌、色素沈着のある肌にも照射が可能です。

また硬毛化のリスクが低く、顔やうなじ、二の腕、背中などの毛が細い部位にも適しています。

メリット
  • 産毛や太い毛などさまざまな毛質に効果がある
  • 痛みが小さく施術の負担が少ない
  • 色黒の肌や日焼け肌でも施術が可能
  • 硬毛化へのリスクが低く背中やうなじにも相性が◎
デメリット
  • 毛が抜け落ちるまでのスピードがやや遅く、効果の実感が得にくい
ダイオードレーザー搭載の脱毛機例
  • メディオスターNeXT PRO
  • メディオスターモノリス
  • ソプラノアイスプラチナム
  • ソプラノチタニウム
  • ラシャ
  • ライトシェアデュエット
  • ベクタス

アレキサンドライトレーザーの脱毛効果

アレキサンドライトレーザーの特徴

アレキサンドライトレーザーは3つのレーザーのなかで最も波長が短く、メラニン色素に強く反応する特徴があります。

肌の白さと毛の黒さのコントラストが強いほど反応をするため、足や腕などの太い毛に対して効果を発揮します。

毛が抜け落ちるまでのスピードが早く、目立つ毛がポロポロと抜けていくため、目に見えて脱毛効果を実感しやすいという点が人気です。

ただし痛みを感じやすいため、痛みに弱い方は毛が太く肌が敏感なワキやVIOなどの照射には注意が必要です。

メリット
  • ワキ、腕、足など太く濃い毛への効果が高い
  • 毛が抜け落ちるのが早く脱毛効果がわかりやすい
デメリット
  • 産毛やVIOなどの深い毛根には効果が弱い
  • 色黒の肌や日焼け肌には照射できない
  • 照射時の痛みがやや強い
アレキサンドライトレーザー搭載の脱毛機例
  • ジェントルレーズ
  • ジェントルレーズプロ
  • ジェントルマックスプロ
  • スプレンダーX
  • ソプラノチタニウム
  • クラリティツイン

ヤグレーザーの脱毛効果

ヤグレーザーの特徴

ヤグレーザーは、3つのレーザーのなかで最も波長が長く、皮膚の奥深くまで到達する特徴があります。

毛根が深い位置にあるVIOなど、何度脱毛してもしつこく生えてくる毛の脱毛に向いています。

またヤグレーザーは表皮のメラニンへの反応が薄く、色素沈着を起こした肌にも照射が可能です。

ただし施術時の痛みを感じやすく、焼いた針で突き刺したような刺激があるため、痛みに弱い方は麻酔の使用をおすすめします。

メリット
  • 根深い毛に高い効果を発揮する
  • 色黒の肌や日焼け肌でも施術が可能
  • 色素沈着がある肌にも照射できる
デメリット
  • 痛みが強く、麻酔が必要になることもある
  • 照射面積が狭いので広範囲の脱毛には不向き
ヤグレーザー搭載の脱毛機例
  • ジェントルヤグ
  • ジェントルマックスプロ
  • スプレンダーX
  • クラリティツイン

それぞれのレーザーの種類が向いている方

3種類のレーザーでどれが自分に適しているのかは、脱毛したい部位や痛みをどれくらい我慢できるかで異なります。

自分にあうレーザーの種類を見極めるためのチェック項目

腕、足、顔、VIOといった全身のあらゆる毛を脱毛したい方や、医療脱毛をするのが初めての方には、幅広い毛質に対応できて痛みを感じにくいダイオードレーザーがおすすめです。

足などの太くて目立つ毛を中心に脱毛したい方にはアレキサンドライトレーザーがおすすめです。

施術後に毛が抜け落ちるのが早く目に見えてわかりやすいため、医療脱毛をしているという実感も得られやすいです。

そして、ワキやVIOに残ってしまった根深い毛をしっかり脱毛したい方にはヤグレーザーが適しています。

ヤグレーザーは痛みが強いため、狭い範囲の脱毛や1部分だけを集中的に施術する際に適しています。

医療脱毛の蓄熱式・熱破壊式の照射方式の違いとは?

医療脱毛の機械の種類には、レーザーの種類のほかに2つの照射方式(レーザーを照射する方法があります。

ダイオードレーザーは両方の照射、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーは熱破壊式の照射が可能です。

蓄熱式

蓄熱式の照射は低出力のレーザーを連続照射し、発毛の指令を出すバルジ領域に熱を蓄積させて脱毛する方式です。
痛みが少なく産毛や色黒の肌にも対応できますが、毛が抜け落ちるスピードが遅く、効果の実感までには4週間程度かかります。

熱破壊式

熱破壊式の照射は高出力のレーザーを単発(ワンショットずつ)で照射し、発毛組織の毛母細胞や毛乳頭へダメージを与えて破壊する方式です。
太くて濃い毛との相性が良いですが、太い毛ほど施術中に感じる痛みが強いです。
施術後に1~2週間で毛が抜け落ちるため、効果の実感を得やすい脱毛です。

蓄熱式と熱破壊式はレーザーが毛根組織のどこをターゲットにするかが異なり、それによって主に3つの違いがあります。

  • 施術後に毛が抜け落ちるまでの期間
  • 施術中に感じる痛みの度合い
  • 施術の所要時間
蓄熱式 熱破壊式
特徴 毛母細胞へ栄養を送り、発毛の司令塔と呼ばれる「バルジ領域」をターゲットに照射し破壊する。 毛の生成や成長させる発毛組織の「毛乳頭」「毛母細胞」をターゲットに照射し破壊する。
毛が抜けるまでの期間 3~4週間 1~2週間
施術中に感じる痛み 痛みを感じにくい
じんわりと熱を感じる程度
強い痛みがある
輪ゴムで強く弾かれたような痛み
施術の所要時間 早い
肌の上を滑らせるように弱い光を連続照射する
照射面が広く、広範囲の施術にも◎
遅い
ワンショットずつ強い光を照射する
照射面が狭く、広範囲の部位にはやや時間がかかる
使用できるレーザー ダイオードレーザー ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー

従来は熱破壊式の照射で発毛組織を破壊するレーザー脱毛が一般的でしたが、数年前より「毛母細胞へ栄養を送る司令を出すバルジ領域」そのものを破壊することで、発毛の司令を断つ仕組みの照射方法が開発されました。

これによって、熱破壊式で反応しにくい産毛や背中などの薄い毛にも対応しやすくなり、広範囲の部位でもスピーディーに施術することが可能となったのです。

永久脱毛までに必要な回数や目安期間についてはこちらの記事でも解説しています。

医療脱毛の機械ごとに使用できる蓄熱式・熱破壊式

レーザー脱毛機は機種によって、3つのパターンに分類されます。

  • 蓄熱式の照射ができる機種
  • 熱破壊式の照射ができる機種
  • 蓄熱式と熱破壊式の両方を照射できる機種
レーザー脱毛機と毛質の対応表

蓄熱式と熱破壊式の切替が可能な機種もありますが、施術時には使用する脱毛機を交換するクリニックが多い傾向です。

全身脱毛をしたいと考えている方は、照射する面積が広い部位から狭い部位までが対象範囲で、かつ産毛や太い毛も合わせて一気に照射しなければなりません。

そのため、毛根の浅い毛から深い毛までをカバーできるダイオードレーザーで、施術スピードと肌への負担を考慮したメディオスターネクストプロやソプラノチタニウムなどがおすすめです。

足などの太い毛にはジェントルレーズプロの高出力な照射が向いており、VIOやワキなど何度もしつこく生えてくる根深い毛には、ヤグレーザーも合わせて同時照射できるジェントルマックスプロなどが向いています。

ジェントルシリーズで全身脱毛することももちろん可能ですが、熱破壊式のため痛みを感じやすく、不安な方はある程度毛が薄くなってから部分的に脱毛するか、麻酔の使用をおすすめします。

蓄熱式と熱破壊式の効果はどれくらい異なる?

蓄熱式と熱破壊式は、どちらも最終的に得られる脱毛効果に違いはありません。

ただし、施術後に毛が抜け落ちるまでに2週間ほど期間の差があるため、熱破壊式のほうが一時的な効果の実感度は高いです。

また、蓄熱式・熱破壊式の両方を使用できるのはダイオードレーザーのみとなります。

レーザーの種類で迷った際には、効果と痛みをどれくらい重視するかで選びましょう。

  • 痛みを抑えたい&最終的な効果を重視したい方
     →蓄熱式の照射ができるダイオードレーザーがおすすめ
  • 痛みが多少強くても毛が抜けるスピードを重視したい方
     →アレキサンドライトレーザーがおすすめ
蓄熱式と熱破壊式でクリニックに通うペースは異なる?

通常の医療脱毛は毛周期に合わせて2~3ヶ月に1回の施術ですが、クリニックによっては蓄熱式脱毛であれば1ヶ月に1回の施術を可能とするクリニックもあります。

これはメラニン色素の濃さに左右されにくいという蓄熱式の特徴を捉えているためです。

しかし、メラニン色素に反応するというレーザー脱毛の仕組み自体に違いないため、コースの完了を急いでいない限りは、蓄熱式・熱破壊式のどちらであっても毛が生えそろう2~3ヶ月を待ってからの照射をおすすめします。

脱毛施術の痛みはどれくらいなのか、痛みのリスクについてはこちらの記事で解説しています。

医療脱毛の機械はどれがいい?脱毛機の特徴と導入クリニック

クリニックで使用するレーザー脱毛機は、機種ごとによってどのレーザーを搭載しているか、蓄熱式・熱破壊式のどちらを使用できるのかが異なります。

蓄熱式・熱破壊式は、両方を使用できる脱毛機であっても価格を抑えた料金プランでは蓄熱式照射のみに限定される場合や、クリニックの方針で1つの方式のみを使用する場合があります。

医療脱毛のクリニックを選ぶ際には、どのクリニックが何のレーザー脱毛機を採用しているかをチェックしましょう。

代表的なクリニックのレーザー脱毛機の取り扱い

現在多くのクリニックでは1つのレーザーに絞らず数種類のレーザー脱毛機を導入する場合や、1台で2種類以上のレーザーに切り替えができる機種を導入している場合が多いです。

多くのクリニックで導入されているのはメディオスターシリーズ、ジェントルシリーズで、どちらも医療脱毛の主流であるレーザー脱毛機です。

以下は、それぞれのレーザー脱毛機が照射できる毛質や対応している肌質、施術方法の特徴などの一覧です。

メディオスターシリーズ

メディオスターネクストプロ メディオスターモノリス
搭載レーザー ダイオードレーザー ダイオードレーザー
照射方式 蓄熱式 蓄熱式
熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 厚生労働省の薬事承認を受けた歴史の長い脱毛機。
産毛から太い毛、アトピー肌、ニキビ肌、敏感肌などさまざまな毛質と肌質に対応。
皮膚の冷却システムで痛みを感じにくい。
メディオスターネクストプロの後継機で、熱破壊式への切替が可能。
同様の効果を持ちながら、より短時間の施術と冷却システムの強化した脱毛機。
ただし導入しているクリニックは少ない。
導入クリニック フレイアクリニック
レジーナクリニック
リゼクリニック
TCB東京中央美容外科
フェミークリニック
ビューティースキンクリニック
フレイアクリニック

メディオスターシリーズは810nmと940nmの2つの波長を同時に照射でき、毛根の浅い位置から深い位置にある毛までレーザーが届く仕様です。

これによって、通常のダイオードレーザー脱毛機が届く位置よりも深くまでレーザーが到達するため、根深い毛にも対応しています。

脱毛機の先端に装着するハンドピースのサイズが多様で、肌に当たる面積が広いハンドピースがあるため打ち漏れが少なく、広範囲な部位の照射をスピーディーに行います。

施術時には冷却ジェルを使用し肌の上を滑らせるように照射していきます。

クリニックによっては温かいジェルを使用することもありますが、メディオスターシリーズの脱毛機自体に冷却チップがついているため、痛みの負担なく脱毛できます。

ジェントルシリーズ

ジェントルレーズプロ ジェントルマックスプロ ジェントルマックスプロプラス ジェントルヤグプロ
搭載レーザー アレキサンドライトレーザー アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
ヤグレーザー
照射方式 熱破壊式 熱破壊式 熱破壊式 熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 初代ジェントルシリーズの後継機。
厚生労働省より薬事承認を得た主流の脱毛機。
2種類のレーザーを搭載したジェントルシリーズ。
シミやそばかすの美肌にも効果◯
ジェントルマックスプロの後継機。
より高い効果と施術時間の短縮を実現。
ヤグレーザーのみを搭載したジェントルシリーズ。ワキやVIOなどの根深い毛にも対応。
導入クリニック レジーナクリニック
ルシアクリニック
湘南美容クリニック
ルシアクリニック
レジーナクリニック
ルシアクリニック
湘南美容クリニック
ルシアクリニック
レジーナクリニック
ビューティースキンクリニック
ルシアクリニック
リゼクリニック

ジェントルレーズは多くのクリニックで導入されている、主流のアレキサンドライトレーザー脱毛機です。

メラニン色素への反応が強く、高出力なレーザーをワンショットずつ照射して毛根組織を破壊します。

ジェントルマックスシリーズでは2種類のレーザーを搭載し、さまざまな毛質の脱毛に対応します。

特にジェントルレーズプロとジェントルマックスプロは多くのクリニックで採用されています。

ジェントルヤグプロはヤグレーザーを搭載し色黒の肌や根深い毛の脱毛にも対応しますが、導入クリニックはさほど多くはありません。

ジェントルシリーズは太く濃い毛から根深い毛まで対応できる点が特徴です。

施術時には脱毛機の先端から冷却ガスを噴射して照射して刺激を抑えながら照射します。

ただしVIOやワキなど毛が太い&敏感な部位は痛みが強く、麻酔を使用するケースも多々あります。

ソプラノシリーズ

ソプラノチタニウム ソプラノアイスプラチナム
搭載レーザー ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
照射方式 蓄熱式
熱破壊式
蓄熱式
熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 3つのレーザー波長と2つの照射方式を搭載した万能型の脱毛機。
ソプラノアイスプラチナムの後継機として、照射面積が広く施術スピードを強化。
初代のソプラノシリーズ。蓄熱式のダイオードレーザーがベースとなり、部位によって熱破壊式へ切り替え可能。
導入クリニック レジーナクリニック
ビューティースキンクリニック
ジェニークリニック

ソプラノシリーズは蓄熱式・熱破壊式の切り替えが可能なレーザー脱毛機で、1台につきダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーの3波長のレーザーを搭載しています。

異なる波長のレーザー搭載によって毛根の深さが異なるさまざまな毛質に対応し、産毛や日焼け・色黒の肌にも施術が可能です。

ソプラノチタニウムはソプラノアイスプラチナムの後継機で、より照射面積が広くなり施術効率を2倍へ向上させた機種です。

肌の表面を滑らせるように連続照射をしながら熱を溜め込み、発毛の司令塔であるバルジ領域へダメージを与えます。

照射のムラができにくく、打ち漏れや重ね打ちによる肌への負担が少ないレーザー脱毛機です。

また皮膚の表面を冷却しながら照射することにより、少ない痛みで効率的な施術ができる点がメリットです。

ラシャシリーズ

ラシャ ラシャトリニティ ラシャトリニティプロ
搭載レーザー ダイオードレーザー ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
照射方式 蓄熱式
熱破壊式
蓄熱式
熱破壊式
蓄熱式
熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント シリーズの初代でダイオードレーザーを搭載。
-15℃まで冷却できる装置を搭載し、脱毛の痛みを軽減。
初代ラシャの後継機。
3つの波長のレーザーを同時照射でき、異なる深さの毛にも幅広く対応する。
ラシャトリニティの後継機。
強力な冷却装置で、高い出力でも痛みの少ない脱毛を行える。
導入クリニック リゼクリニック
TCB東京中央美容外科
大美会クリニック 大美会クリニック

ラシャシリーズは、熱破壊式と蓄熱式の両方を搭載したハイブリッド型のダイオードレーザー脱毛機で、毛質や肌質に応じた柔軟な施術が可能です。

脱毛機のハンドピースの先端には冷却装置があり、他の蓄熱式脱毛機よりも低い温度で肌を冷やすため、高出力のパワーで照射が可能です。

初代のラシャはダイオードレーザーのみを搭載し、1台で蓄熱式・熱破壊式の切り替えをすばやく行い、肌質や部位に合わせた施術をスピーディーに行います。

現在の導入クリニックは多くはありませんが、初代のラシャ、後継機で2つのレーザーを搭載したラシャトリニティが徐々に導入されています。

クリスタルプロ

搭載レーザー ダイオードレーザー
照射方式 蓄熱式
熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 日本人の肌に合ったレーザー脱毛機。
国内外で承認はないが、ダイオードレーザー搭載で蓄熱式・熱破壊式を切り替えて照射できる。
導入クリニック エミナルクリニック

クリスタルプロ(DEPI-PLUS)は、熱破壊式と蓄熱式の両方を搭載したダイオードレーザー脱毛機です。

肌質や毛質に応じて蓄熱式・熱破壊式の照射モードを切り替えられ、幅広い毛質に対応します。

照射面が小さいため、他のダイオードレーザー脱毛機よりも広範囲の脱毛にはやや時間がかかります。

蓄熱式の照射では痛みを軽減しながら敏感肌の方でも負担の少ない脱毛ができますが、熱破壊式モードではやや強い刺激があります。

ライトシェアデュエット

搭載レーザー ダイオードレーザー
照射方式 熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 厚生労働省、米国FDAの承認を得ている歴史の長いレーザー脱毛機。
吸引機能があり、肌の負担を抑えた照射を行う。
導入クリニック アイシークリニック
城本クリニック

ライトシェアデュエットはダイオードレーザーを搭載した熱破壊式の脱毛機です。

吸引機能があり、肌表面を吸引しながらレーザーを照射することで、皮膚へのダメージを軽減し深部まで熱を届ける仕組みです。

後継機にはライトシェアクアトロ、ライトシェアデザイヤなどがあり、スピーディーな施術と痛みの軽減を両立した点が特徴です。

ライトシェアデュエットは2種類のハンドピースを使い分け、広範囲の部位と狭い範囲の部位で2種類のハンドピースを使い分けて照射します。

従来の主要なレーザー脱毛機でしたが、ワキやVIOなど太い毛には突き刺すような痛みを感じる方もいます。

ベクタス

搭載レーザー ダイオードレーザー
照射方式 熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 国内の承認はないが、米国FDAの認可を取得したダイオードレーザー脱毛機。
肌のメラニン量を測定する「スキンテル」という機能が搭載。
導入クリニック ルシアクリニック

ベクタスは熱破壊式の脱毛を行うダイオードレーザー脱毛機です。

肌のメラニン量を測定するシステムによって、それぞれの肌質に合わせて出力パワーを自動調整する機能が搭載されています。

またベクタスのハンドピースは広範囲な照射面で、背中、腕、足など広範囲の脱毛でも短い所要時間で施術します。

ただし細かい部位への照射は得意ではないため、ベクタスと他の脱毛機を組み合わせて施術するクリニックがおすすめです。

スプレンダーX

搭載レーザー アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
照射方式 熱破壊式
産毛・細い毛
剛毛・太い毛
根深い毛
日焼け・色黒の肌
ポイント 2つの波長のレーザーを同時に連続照射する。
照射時に2種類の冷却システムを使用し、痛みややけどのリスクを軽減させた熱破壊式脱毛を行う。
導入クリニック 湘南美容クリニック

スプレンダーXはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類のレーザーを同時に照射できる脱毛機です。

レーザーの使い分けによって、皮膚の浅い位置にある産毛や皮膚の深部にあるVIOやワキの毛根に効率よくダメージを与えます。

スプレンダーXの肌に当てる照射面は四角形になっており、レーザーの重なりや打ち漏れを防ぐ設計になっています。

肌表面に接触しながら冷却する装置と、冷風を出しながら冷却する2種類の冷却装置があり、痛みややけどのリスクを軽減します。

ただし、太い毛への反応が良いため施術中には多少の傷みを感じます。

各クリニックの医療脱毛で使用する機械一覧まとめ

クリニックのレーザー脱毛の導入状況では、2種類以上の脱毛機を使用して施術を行うケースが大半です。

各クリニックが導入しているレーザー脱毛機一覧
レーザー脱毛機 レーザーの種類 施術可能な照射方式
フレイアクリニック メディオスターネクストプロ
メディオスターモノリス
ダイオードレーザー 蓄熱式
熱破壊式 ※
レジーナクリニック ジェントルレーズプロ
ソプラノチタニウム
ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザー
蓄熱式
熱破壊式※
エミナルクリニック クリスタルプロ ダイオードレーザー 蓄熱式
熱破壊式※
リゼクリニック メディオスターNeXT PRO
ラシャ
ジェントルヤグプロ
ダイオードレーザー
ヤグレーザー
蓄熱式
熱破壊式
ルシアクリニック ジェントルレーズプロ
ジェントルマックスプロ
アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー 熱破壊式
TCB東京中央美容外科 メディオスターNeXT PRO
ラシャ
ダイオードレーザー 蓄熱式
熱破壊式※
湘南美容クリニック ジェントルレーズ
ジェントルレーズプロ
ジェントルマックスプロ
スプレンダーX
アレキサンドライトレーザー
ヤグレーザー
熱破壊式
※初回限定の全身脱毛プランでは蓄熱式脱毛のみ使用

しかし、多くの機種を導入しているからといって必ずしもすべて使用できるとは限りません。

例えば地域の医院ごとに導入している脱毛機が異なるケースや、初回限定の方向けのプランでは蓄熱式照射のみのケースがあると理解しておきましょう。

医療脱毛でおすすめのレーザー脱毛機

医療脱毛のレーザー脱毛機は多くの種類があり、年々新しい脱毛機が開発され導入状況もアップデートされています。

医療脱毛をレーザー脱毛機で選ぶ際には、以下2点を参考にすると選びやすくなります。

医療脱毛でおすすめの脱毛機
脱毛が初めての方・痛みの少ない全身脱毛をしたい方

おすすめのレーザー脱毛機:

  • メディオスターネクストプロ
  • ジェントルレーズプロ
  • ジェントルマックスプロ

全身すべての毛にまんべんなく効果を与えることができるダイオードレーザー搭載のメディオスターは、初めての脱毛やさまざまな毛質を含む全身脱毛を選ぶ方におすすめです。

初回限定の全身脱毛プランの場合は蓄熱式照射のみに制限されることが多いですが、背中やお腹、足などの広範囲でも広い照射面のため、所要時間も全身脱毛でおよそ45~90分とスピーディーな施術ができます。

残った毛をキレイにしたい方・部分的な脱毛をしたい方

おすすめのレーザー脱毛機:

  • ジェントルマックスプロ
  • ジェントルヤグ
  • ソプラノチタニウム

医療脱毛は経験済みで残っている毛をキレイにしたい方や、VIOや顔、ワキ、足などの部分脱毛をしたい方には、ヤグレーザーが搭載された脱毛機や、同時に数種類のレーザーを照射できる脱毛機がおすすめです。

根深い毛にも始めから効率的に照射ができるため効率的です。

また熱破壊式で痛みが強いレーザー脱毛機であっても、過去数回の脱毛によって毛が減った状態であれば、通い始めよりも痛みは軽減されます。

医療脱毛の機械選びで迷ったら?まずはおすすめのクリニックからチェック!

医療脱毛の効果を最大限に引き出すためには、自分の肌質や毛質に合った脱毛機を選ぶことが大切です。レーザーの種類や照射方式にはそれぞれ特徴があり、部位や脱毛回数、痛みの感じ方によって向き不向きがあります。
しかし、実際にどの機械が導入されているかはクリニックによって異なります。脱毛機のスペックだけでなく、通いやすさやスタッフの対応など、トータルで比較することも重要です。
「どこで脱毛するか迷っている…」という方は、以下のページで人気の医療脱毛クリニックを比較してみましょう!