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女性の精神神経症状に対する漢方の作用機序
女性の精神神経症状に対する漢方の作用機序
まず、精神神経症状と関係する神経系は
・グルタミン酸神経系:興奮性の神経伝達物質。
過剰興奮により、攻撃性行動や興奮・イライラといった症状が現れる。
・GABA神経系:抑制性の神経伝達物質。
GABA神経系の機能を高めることで、抗不安作用を発揮。
・セロトニン神経系:神経伝達物質。
セロトニン神経系の機能を高めることで、抗不安作用や抑うつ作用を発揮。
・オキシトシン神経系:GABA神経系やセロトニン神経系の機能を高めることで、抗不安作用や抑うつ作用を発揮。また抗ストレス作用、社会性行動を制御、母性行動、摂食抑制などもある。
研究で解明されつつある漢方の神経系への作用
- 加味逍遙散
セロトニン神経系やGABA神経系の機能を改善
- 加味帰脾湯
オキシトシン神経系の機能増強
- 抑肝散
セロトニン神経系の機能増強ややグルタミン神経系の抑制
漢方は古代5〜6世紀に中国の医学が日本に伝わり、
そして長い歴史の中で日本独自の発展を遂げてきました。
現在では漢方の作用を研究により解明しつつあります。
西洋医学はまさにターゲットに強力に効くもの。
漢方はその人を中庸(バランスを整える)に導くもの。
漢方は西洋医学と比べてエビデンスが不十分とされていましたが、
最近では研究により科学的な評価(RCTなど)と伝統的知見の融合をしつつあります。
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