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おはようございます。
渋谷の皮膚科・美容皮膚科
emiスキンクリニック松濤
院長の中崎恵美です。
先週末はセミナーに連続で参加しました。
日曜日にはレーザー会社CUTERAのトータルスキンセラピーミーティングへ。
内容は
①色素性病変(ほくろやシミ)に対する診断の確認を。
生まれつきあるほくろに対しては、1.5cm以上の場合、悪性化することも考慮し、注意深く定期的に観察し必要な時には生検(一部切って病理診断)をする。
成人以降できたほくろに対しては、7mm以上の大きさの場合に悪性のものを考えデルマトスコピーで診断し、必要であれば生検、切除を行う。
また
扁平母斑(シミのようなアザ)に対してのレーザー治療は反応することもあるが、十数年後には再発する。
私も扁平母斑に対してはレーザーがあまり有効でないと感じていました。本人の強い希望があれば行いますが、あまりお勧めしていません。
②CUTERA機器による美容治療
皮膚のリジュビネーション(若返)にはシミや色みなどの表面治療だけでなく、より深い真皮治療も重要であること。
まずは表皮のメラニン治療を行いシミを薄くした後には、ハリや皮膚の再生を促す真皮治療を併用していき、継続していくのが良いとのこと。しかも真皮治療をして皮膚のターンオーバーの正常化を継続しておけばシミやくすみも出来にくくなるとのこと。
もちろん私もその考えには賛成で、当院でもそう言ったコンビネーション治療を行っています。
やはりそれでいうとまず、当院ではフォトフェイシャルBBLがお勧めです。
表皮の色素病変(シミや赤み)にもとても効果があり、真皮治療も同時に行います。
私も15年ずっと、1〜2ヶ月毎に継続している治療です。
それ以外にも真皮治療にはスキンタイト(近赤外線)、イントラジェン(高周波)、ウルトラセルQ+(HIFU)もあります。たるみにも効いてくる治療です。
患者様の要望や肌の状態によって、合うものをお勧めしています。
お肌を健康な良い状態にしておけば、ファンデーションが薄くなってさらには必要なくなってきます。
私も日焼け止めと軽くパウダーのみです。
お化粧による摩擦や異物による皮膚への負担は、肌を劣化させます。
数年後、数十年後の肌のことも考えて、不必要な化粧を減らしていくためにもレーザーによるお肌のトリートメントを継続していきましょう!
ここまで書いたら息切れ。笑
土曜日の爪白癬についてのセミナーの内容はまた書きます。