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- こばちゅう先生の講演『浮世絵の楽しさ、懐かしさ』を拝聴しました
昨日はご縁があり、こばちゅう先生の講演『浮世絵の楽しさ、懐かしさ』を拝聴しました。
こばちゅう先生こと、
小林 忠先生は
現在では学習院大学名誉教授であり、
岡田美術館館長です。
浮世絵研究の第一人者
と言われる後高名な方です。
浮世絵とは庶民のための憧れや夢のような絵で、
今でいう、お洒落雑誌みたいな存在だったそうです。
浮世絵の女性はその当時には有り得ない8頭身や9頭身で描かれたり、
高級な着物や飾りをしていることが多いそうです。
浮世絵黄金時代の7大絵師は
・鈴木春信(1725?〜1770) 錦絵(多色刷り版画)の創始者
・鳥居清長(1752〜1815) 6頭身全身美人→8頭身全身美人
・喜多川歌麿(?〜1806) 大首(上半身美人)
・東洲斎写楽(?〜?) 大首(上半身)役者絵
・葛飾北斎(1760〜1849) 透視遠近法を活用した風景版画
・歌川広重(1797〜1858) 風景画(東海道五十三次)
・歌川国芳(1797〜1861) 武者絵の国芳→風刺画、遊び絵
です。
皆様も葛飾北斎の
『神奈川沖浪裏』はご存知かと思います。
海外でも『The Great Wave』という名で親しまれている作品で、
なんと、
モナリザに次いで
世界で2番目に有名な作品と言われています。
葛飾北斎は、
その時代で驚異の90歳まで生き、
晩年まで絵を描いていたそうです。
ご自身は100歳まで生きるつもりで、
100歳になった時に絵師として成就すると考えていたとか。。。
その世界の第一人者からお話を聞き、
浮世絵の意味、楽しさ、奥深さを学び、
とても感動しました。
本物と触れる、本物を知るということは
五感を刺激しますね。
とても良い経験でした。
箱根の岡田美術館にもぜひ行ってみたいです。
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