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エラボトックスについてYouTubeで話しました。
エラボトックスは小顔ボトックスとも言われ、
顔をスリムに見せる効果があり、
顔の幅が広いアジア人に人気の施術です。
外科的な骨形成術で小顔にするものに比べて、
ダウンタイムや痛みがなく効果を出すことができます。
ボトックスは筋肉を麻痺させることで、
廃用性筋萎縮を来します。
廃用性筋萎縮とは筋肉を使用しなくなることで、
筋肉が痩せて萎縮してきます。
エラボトックスでは咬筋にボトックスを注入して、
咬筋の廃用性筋萎縮をします。
【効果】
・角ばったエラの改善
角ばったエラは顎の骨も原因ですが、顎の骨の外側に付着している咬筋も要因の一つです。
咬筋をサイズダウンすることで、卵円形顔型に矯正することが可能です。
・顔のスリム化、小顔効果
・歯軋りや顎関節症の改善
・頭痛や肩こりの改善
【期間】
2週間ほどで咬筋の縮小を実感して、
1ヶ月ごろにはほぼ全員効果を認めます。
持続期間は約半年から1年ほどですが、
完全に戻るまでにはそれ以上かかります。
反復して注射を行うと長期的な筋肉量減少ができるとされています。
また持続期間は、
患者の硬いものを好むやガムなどの咀嚼の習慣、
歯軋りや食いしばりの癖によっても影響されます。
【施術】
筋肉の薄い女性では 20U前後のボトックスを片側に筋肉注射します。
筋肉の厚い男性では25〜40U以上が推奨されます。
【副作用】
・内出血、痛み
・噛む力の低下
一時的に噛む力の低下を感じることがありますが、噛めなくなることはありません。
1ヶ月後くらいには戻ってきます。
・頬のコケ
咬筋が縮小して、顔型がスリムになったとしても年齢によってはやつれて老けた印象になることがあります。
頬の脂肪が少ない方や頬骨が張っている方は特にこの症状が出やすいです。
ボトックスが切れてくれば症状も改善されますが、より早く解決したい場合にはヒアルロン酸や脂肪の注入を行います。
・顎周りのたるみ
咬筋が張っていることで、引っ張られていた顎周りの皮膚や脂肪が、咬筋が縮小したことでたるみになることがあります。
脂肪溶解注射や脂肪吸引、HIFUなどで引き締めることで対処することもできます。
・左右非対称の笑顔
咬筋に打ったボトックスが笑筋に拡散して口角が上がらなくなり、ぎこちない笑顔や片側の口角だけ上がらないといった非対称の笑顔になることがあります。
・咀嚼時の咬筋の突出
ボトックス投与後3日後くらいから咀嚼時にポコっと咬筋が出る現象が起こることがあります。
これはボトックスの効いている咬筋下部とボトックスの効いていない咬筋上部のバランスが崩れて生じます。
大体2週間〜1ヶ月ほどでボトックスが全体的に効いてくるとそうした症状は改善されますが、気になる時には咬筋上部にボトックスを追加すればより早く改善します。
【エラボトックスの向かない方】
・エラの骨がすごく発達していて、咬筋が小さい方 咬筋縮小してもあまり効果を感じない
・顎周りのたるみの強い方
・頬の脂肪量が少ない患者 咬筋縮小により頬のコケが目立つ
・頬の脂肪量が多すぎる患者 前から見た場合、あまりスリムになったように見えない。
見た目だけでなく、機能的にも効果のあるエラボトックス。
ぜひご相談ください。
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