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真皮を整えると、なぜ“炎症に傾きにくい肌”になるのか
昨日のブログでは、
花粉皮膚炎は単なる外的刺激ではなく、
「反応しやすい肌環境」が背景にあるとお話しました。
今日はその続きです。
鍵となるのは、真皮浅層の環境です。
真皮浅層は“構造”だけではない
真皮浅層には、
- 線維芽細胞
- 毛細血管網
- 神経終末
- 細胞外マトリックス(ECM)
が密に存在し、
単なる支持組織ではなく、免疫と代謝の調整領域として機能しています。
近年では、慢性的な低度炎症(inflammaging)が
真皮環境の変化と密接に関わることが示唆されています。
真皮のECMが乱れ、微小循環が低下すると、
- 酸素供給の低下
- 老廃物の停滞
- 炎症性サイトカインの持続
といった状態に傾きやすくなります。
これが「揺らぎやすい肌」の背景です。
構造を整えるというアプローチ ― CGスタイラー
CGスタイラーは、
真皮浅層〜中層に作用し、線維芽細胞を刺激することで
コラーゲンやECMの再構築を促します。
構造が整うことで、
- 真皮の支持力が回復
- 微小環境の安定
- 炎症に対する過剰反応の抑制
が期待できます。
“ボリュームを出す治療”というよりも、
真皮の質を整える治療という位置づけです。
微小循環という視点 ― 炭酸の役割
さらに重要なのが、真皮浅層の血流です。
微小循環が改善すると、
- 酸素供給の増加
- 代謝活性の向上
- 修復反応の円滑化
が起こります。
炭酸には血管拡張作用があり、
ボーア効果によって酸素解離が促進されることが知られています。
これは、
「構造を整える」治療に対し、
“環境を整える”アプローチといえます。
まとめ
炎症を抑えることは大切です。
けれどその前に、
炎症に傾きにくい真皮環境を作る。
構造(ECM)と循環(血流)の両面から整えることが、
花粉シーズンを穏やかに乗り越える鍵になると考えています。
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