- HOME
- >
- アトピー性皮膚炎の注射薬デュピクセントが生後半年から適応になりました。
アトピー性皮膚炎の注射薬デュピクセントが生後半年から適応になりました。
2023年10月3日
2023年9月より、アトピー性皮膚炎の注射薬デュピクセントが生後半年から適応になりました。
それまでは12歳以上にしか適応がありませんでした。
デュピクセント®は、
2型炎症において中心的な役割を果たす
タンパク質インターロイキン(IL)-4および IL-13の作用を阻害する
完全ヒトモノクローナル抗体製剤です。
2型炎症は、
デュピクセント®の承認された適応症である、
アトピー性皮膚炎や気管支喘息、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、結節性痒疹や、
開発中の特発性の慢性蕁麻疹などにも
関与していることが明らかになっています。
当院でもデュピクセントを扱っていますが、
アトピー性皮膚炎の皆さまは
痒みがとても楽になり症状が改善しています。
本当に素晴らしい治療薬だと実感しております。
患者さまも皆さまとても喜んでいます。
アトピー性皮膚炎の治療薬は
生物学的製剤の出現で
ここ最近目覚しい発展をしています。
研究者の方々に敬意の念でいっぱいです。
カテゴリー:その他