渋谷でうおのめ・たこの治療ならemiスキンクリニック松濤

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鶏眼・胼胝(うおのめ・たこ)

鶏眼・胼胝(うおのめ・たこ)とは

鶏眼(うおのめ)と胼胝(たこ)は、慢性的な機械的刺激の結果生じる限局的な皮膚の角質肥厚のことです。
治療の対象となるのはほとんどが荷重部の足底や足趾に生じるものです。
これらは不適合な靴の使用や足趾の変形、脂肪の減少、知覚障害などによって生じます。

病因

靴との摩擦、微細な異物の迷入などが考えられますが、不明です。

症状

足底部、特に先端に近い部分、時には第4趾間に見られる限局性の角質増殖です。
圧迫により痛みを伴うことが多いです。
鶏眼では小豆大〜大豆大の大きさで、表面はやや隆起し、中心部は半透明の芯が存在します。芯の先端は円錐状に尖り、真皮に刺入しています。

治療

角質除去

削る方法
  • 角質を削る道具にはハサミ、カミソリ、メス、ニッパー型爪切り、ヤスリ、グラインダーなどがあります。
  • 胼胝は触れながら厚みを確認して少しずつ削り、出血させないようにします。
    鶏眼では中心にある角化物の芯を取るようにしますが、無理に深くまで取ろうとすると痛いので注意が必要です。
スピール膏の貼布
  • 周囲の正常皮膚に影響しないように、病変よりも小さめに切って貼ります。ずれないようにテープで固定し、3~7日間貼ったままにします。
    白色に浸軟化した角質を削り、角層が薄くなるまで繰り返しますが、痛みが出れば休止します。

外的刺激の除去

履物の選択
  • 靴などを選ぶときには、底が軟らかく、クッション性の良いものを選ぶ必要があります。ヒールもないものにします。
    また、足趾を締め付けないような足にフィットした幅の靴を選ぶようにします。
    室内ではスリッパなど室内履きを使用するようにします。
フットケア商品の使用
  • 市販のウオノメ保護パッドなどは趾間の鶏眼・胼胝に有効です。
    足趾変形に対しては、外反母趾用の趾間パッドやハンマートウ用のクッションなどの製品があります。
装具の作製
  • 難治性の潰瘍形成を生じるような重症の場合には、整形外科や専門の義肢装具士などと相談してインソールや靴型装具の作製を依頼しましょう。

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