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麻疹(はしか)

麻疹(はしか)とは

麻疹ウイルスの感染によって起こる、急性熱性発疹性の感染症の病気です。
麻疹ウイルスは人のみに感染するウイルスであり、感染発症した人から人へと感染していきます。

病因

パラミクソウイルス科に属する、麻疹ウイルスの感染が原因となります。
空気感染、飛沫感染、接触感染、いずれの方法によっても感染し、好発年齢は1歳代が最も多く、次いで6~11カ月、2歳の順です。近年、成人麻疹の増加が問題となっており、10~20代での発症が多く報告されています。
感染力は極めて強く、麻疹に対して免疫がない人が麻疹ウイルスに感染すると、90%以上が発病し、不顕性感染は殆どないことも特徴の1つです。

症状

潜伏期間は、10~14日です。まず熱、咳、鼻水、目やになど、風邪のような症状から始まります。この時期にはしかと診断するのは、難しいです。高熱が出ますが、いったん下がって再び高熱が出ると同時に、全身に発疹が現れます。発疹が現れてからも、さらに3-4日高熱が続きます。点滴や入院が必要となることも少なくありません。発疹は、少し色を残して次第に薄くなっていきます。症状が出てから10日~2週間で治ります。
重症になると肺炎や中耳炎、脳炎になります。

治療

ワクチンを接種して発症そのものを予防することが最も重要です。
接種時期は、1歳になったらできる限り早く接種することが望まれます。
日本では、2006年からMR(麻疹・風疹混合)ワクチンが広く使用されるようになり、2006年6月からは、1歳児と小学校入学前1年間の幼児を対象とした2回接種制度が始まっています。
これらの時期に受けるワクチンは、定期接種として通常、無料で接種が受けられます。
発症してしまった場合はウイルスに特異的な治療方法はなく、対症療法だけとなります。肺炎、中耳炎を合併することも多く、入院率は約40%といわれています。


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