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- 幹細胞培養上清の水光注射
いつもご来院ありがとうございます。
渋谷の美容皮膚科emiスキンクリニック松濤院長の中崎恵美です。
先日、幹細胞培養上清の水光注射を自分の顔に試してみました。
いまや話題で一般的になりつつある幹細胞培養上清。
幹細胞は、いろいろな細胞に成長する前の若い細胞です。幹細胞はいろいろな成長因子様物質を持っています。その幹細胞を培養した上澄み液にもそれらの成長因子様物質がたくさん含まれています。
その幹細胞培養上清を点滴や皮膚に入れることで、様々なアンチエイジング効果、症状改善を期待します。
今回私はある会社から提供していただいた、幹細胞培養上清を顔の水光注射に使用してみました。
せっかく使用するなら、大好きな水光注射でしっかり肌の内部に入れて効果を見ようと。
水光注射とは、細い9本の針がついたメソガンで、皮膚に細かい傷を付けながらその針で皮膚の中に美容成分を注入していくものです。
傷が治る創傷治癒機能による皮膚の再生と、皮膚の内側に直接美容成分を入れることで更なる皮膚の再生を促します。
私はよく水光注射による治療を、『畑を耕す様に皮膚を耕す』と表現しています。
とても人気の治療で、何をしても乾燥してしまう様な肌や、皮膚の炎症が改善したり、小皺が改善したり、ハリや艶が出たりなど、皆様結果にとても満足されています。
以前から私も幹細胞培養上清を水光注射に使用することに興味があったので、サンプルをいただき自分に試してみました。
基本的に新しい治療はまず自分に試してみます。
効果や安全性を自分で確認してから、患者様に提供したいからです。
元々水光注射は麻酔クリームを使用すればほぼ痛みなく、ダウンタイムもほぼありません。
まれに目周りに小さな内出血点が出ることもありますが、翌日からお化粧していただけるので問題ないと思います。
今回の幹細胞培養上清での水光注射でも、痛みもなく、赤みや内出血などのダウンタイムも皆無でした。
あとは効果を見てみます。
効果が良ければ、水光注射のメニューに加えていくことを検討しますね。