渋谷の皮膚科・美容皮膚科のemiスキンクリニック松濤
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院長ブログ

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アトピー性皮膚炎治療薬のセミナー

昨日はWEBでアトピー性皮膚炎治療薬のセミナーでした。

今回はJAK阻害薬であるリンヴォック(ウパダシチニブ)の説明です。

アトピー性皮膚炎治療薬として、

2018年に初の生物学的製材であるデュピクセント(デュピルマブ)の発売以降、

新しい治療薬がどんどん出ています。

それまでの治療はステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、保湿のスキンケア、抗ヒスタミン剤の内服で、

それらはアトピー性皮膚炎の末端の症状を改善する治療でしたが、

生物学的製材はアトピー性皮膚炎の根本を治療する薬です。

生物学的製材とは、

生物が合成するタンパク質を応用した治療薬で、

病気の原因物質に対する抗体を製造して治療する薬です。

最近は新しい生物学的治療薬が様々な疾患に対して開発され、

アトピー性皮膚炎治療薬も目覚ましい進歩を遂げています。

・2018年 デュピクセント(デュピルマブ)

IL-4とIL-13の働きを抑制

注射薬 15歳以上

・2020年 コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)

JAK阻害薬

軟膏 生後6ヶ月以上

・2020年 オルミエント(バリシチニブ)

JAK阻害薬

内服 15歳以上

・2021年 リンヴォック(ウパダシチニブ)

JAK阻害薬

内服 12歳以上

・2021年 サイバインコ(アブロシチニブ)

JAK阻害薬

内服 12歳以上

・2021年 モイゼルト軟膏(ジファミラスト)

PDE4阻害薬

軟膏 2歳以上

・2022年 ミチーガ(ネモリズマブ)

IL-31受容体抗体

注射薬 13歳以上

・2022年 アドトラーザ(トラロキヌマブ)

IL-13阻害薬

内服薬 15歳以上

当院ではデュピクセントの注射薬の治療をしております。

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emiスキンクリニック松濤

渋谷駅から徒歩5分 

元東急本店のオーチャードホール入り口向かい

〒150-0046

東京都渋谷区松濤1-7-10-101

TEL:03-3468-3711

HP:https://emi-skin.jp

インスタ: emiskinclinic

YouTube : https://www.youtube.com/@user-fp9ql5xj3s

クリニック公式オンラインショップ:http://members.shop-pro.jp

診療時間:9:30~17:00(土曜日は9:30~13:30)

休診:火曜日、日曜日(月曜祝日は休診、火曜日通常診療)

美容皮膚科医が教える最強のスキンケアルーティーンとは

私がスキンケアルーティーンで⼤切にしていることは

・365日紫外線対策

・擦らない

・保湿

・定期的な美容施術(フォトフェイシャル、イオン導入、Vit剤などの点滴など)

・睡眠

です。

・実際のスキンケアルーティーン【朝編】

ぬるま湯だけで洗顔(皮脂の多い方には洗顔フォーム使用をお勧めします)。

必ず日焼け止めをしっかり使用する。

・実際のスキンケアルーティーン【昼編】

ゴルフなどでは頻回に日焼け止めスプレーなどでカバー。

飲む日焼け止め併用。

外出時はサングラス、帽子、長袖などで紫外線対策。

手は頻回に保湿。

・実際のスキンケアルーティーン【夜編】

炭酸ソーダスパフォームパックで頭と顔を、炭酸入浴剤で全身の血流up。

顔も体もしっかりと保湿。

・使⽤しているコスメ紹介

炭酸ソーダスパフォームプレミアム12000(洗顔、洗髪)

当院オリジナルCSセラム(美容液&保湿)

ラロッシュポゼ トーンアップ日焼け止め

ミネラルファンデーション

・⽣活習慣について

擦らない:

とにかく擦らないようにします。

洗顔は泡で洗うように。すすぐ時も擦らないようにかけ流し。タオルで拭く時も優しく押し拭き。

クレンジング不要のメイク用品で、洗顔時も洗顔フォームだけ使用。

メイクも擦らないように優しくつける。

また、入浴時に体を洗う時もナイロンタオルなどは使用せず、石鹸のついた手で優しく洗います。

保湿

保湿はスキンケアの基本です。

一年中を通して、全身保湿するようにします。

冬は乾燥しやすいので、加湿器なども併用します。

紫外線対策

皮膚のアンチエイジングの基本です。

皮膚の老化(シミ、シワ、たるみ)の約80%は紫外線が原因です。

雨の日も、雪の日も紫外線は出ています。また家の中にいても日当たりの良い場所では紫外線が届いています。

365日日焼け止めを使用しています。

朝の洗顔の時に、保湿と一緒に日焼け止めまで使用するのをルーティーンにしています。

睡眠

私は夜9時半に寝て、5時に起きています。

そのような生活にした後は、たまにできていたニキビもできなくなりました。

体調もすこぶる良いです。

バランスの良い食事

家での食事はなるべく野菜を多く取るようにしています。

朝は納豆、味噌汁、漬物などの発酵食品を多く取ります。

また食べる順番も、汁物→野菜→肉か魚→ご飯などの炭水化物の順に取るようにして、糖の血中濃度が急に上がらないようにします。

またサプリメントも取り入れて、不足気味になりがちな成分を補充しています。

VitB群、VitC +VitD、亜鉛、鉄

運動

朝はストレッチ

週末は水泳、ゴルフレッスン。

今は少ないですが、フラメンコレッスン。

など定期的に運動をして、筋肉量を維持して代謝を上げるようにしています。

YouTubeでも説明していますので、ご覧ください。https://youtu.be/MHJi4oK84Bo

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漢方外来の鈴木先生がテレビ出演します

当院の漢方専門外来をしてくださっている

北里大学北里研究所病院漢方科部長の鈴木先生がテレビ出演します。

4月16日日曜日のNHK Eテレ

『チェイス@病気になったとき』

19時〜です。

コロナ後遺症での漢方治療についてお話ししています。

ぜひお時間合う方はご覧ください。

当院での漢方専門外来は

第2・第4土曜日の13時半〜15時です。

人気の外来で予約が取りづらくなっています。

早めにご予約することお勧めしています。

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アトピー性皮膚炎治療薬デュピクセントセミナー

昨夜は、アトピー性皮膚炎の治療薬デュピクセントのセミナーに参加しました。

今回は久しぶりに会場での参加にしました。

やはりセミナーや学会での会場での空気感が好きです。

講演者の表情とか、参加者の反応とか。

皆真剣に聞いているのを感じると、私も身が引き締まります。

聴く集中力もかなり変わります。

どうしてもWEBセミナーだと、何か他のことをしながらの聴講になってしまうことも多くて、、、

さて、今回のセミナーの内容であるデュピクセントはアトピー性皮膚炎の治療薬です。

気管支喘息や鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の治療薬でもあります。

デュピクセントは

アトピー性皮膚炎や気管支喘息、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎

の病態を悪化させる原因物質の1つである

インターロイキン-4(IL-4)およびインターロイキン-13(IL-13)

の働きを抑えることにより症状を改善します。

通常、既存治療で効果不十分な場合に用いられます。

アトピー性皮膚炎であれば、

ステロイド外用や抗ヒスタミン剤内服などの治療をしていても

改善されない中等症以上の患者さんに使用されます。

皮疹の範囲や程度をスコア化して、

その条件をクリアした場合に使用できます。

まずは初めに2本を皮下注射して、

その後は2週間ごとに1本ずつ皮下注射します。

その間も保湿は毎日、

必要であればステロイドなどの外用は継続します。

基本的に16週間を1クールとして効果をみます。

私自身も効果に驚くほど、

皆様痒みが改善し、

皮膚症状も改善してきます。

ただし、

皮膚症状がほぼ何もない状態(寛解状態)が半年継続できるまでは、

デュピクセント治療を継続します。

その後は皮膚の状態を見ながら、

注射の間隔をあけるのか、

やめるのかの判断をします。

多い副作用としては、結膜炎があります。

デュピクセント治療はどこでも受けられるわけではないので、

調べてから受診することをお勧めします。

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女性も薄毛に悩んでる!

⼥性も薄⽑に悩んでる!

・AGAは男性だけじゃない?⼥性の薄⽑事情とは

AGAとはandrogenic alopeciaの略で、

男性ホルモンが毛包に作用して抜け毛を引き起こします。

20代以降の男性に発症するのがほとんどですが、

女性でも女性ホルモンが低下することで、

男性ホルモンの作用が強くなり脱毛を起こすことがあります。

・⼥性が薄⽑になる理由とは

 ・加齢やストレスによる女性ホルモンの低下

 ・膠原病や慢性甲状腺炎などの全身性疾患

 ・貧血(鉄欠乏、タンパク質欠乏、亜鉛欠乏)

 ・急激なダイエット

・ 出産

 ・消耗性疾患

 

・⼥性薄⽑治療法3選

  • サプリメント 鉄、亜鉛など(髪の毛の発育に必要なアミノ酸、ミネラル、ビタミンなども入った複合サプリ)
  • 外用剤・育毛剤(ミノキシジルや炭酸パックなどで血流改善)
  • ヘアフィラーの注入(男性ホルモンによるDHT抑制効果、抗酸化作用、髪の毛を生やすための細胞に直接働きかけるペプチドが配合されています)

・⼥性薄⽑治療の注意点

 男性型脱毛症の内服薬は基本的に内服できません

 全体的な薄毛は病気によるものもあるので、血液検査もお勧めします

 

・薄⽑に効果的な⽣活習慣について

 ストレスを溜めない(ストレスにより自律神経バランスが乱れ、交感神経優位になり血流が悪くなる)

 睡眠を十分に取る(睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されます)

 栄養を十分に取る(鉄分、亜鉛、タンパク質)

 血流をよくする

女性の薄毛でお悩みの方はぜひご相談ください。

YouTubeでも解説していますので、ぜひご覧ください。https://youtu.be/ORl36ba9hX4

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