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- 皮膚科学会総会＠仙台
おはようございます。
渋谷の皮膚科・美容皮膚科
emiスキンクリニック松濤
院長の中崎恵美です🙋
日曜日は日帰りで日本皮膚科学会の総会に参加してまいりました。
皮膚科学会で一番大きな年に一度の学会です。
去年までは京都と横浜の交互開催でしたが、
今年は仙台に。
本当は金曜日〜日曜日の3日間開催ですが、
診療があるため、日曜日だけの日帰り参加にしました。
（この他にも先週末は東洋医学会や抗加齢医学会の学会が重なっていてどれも参加したかった、、、）
仙台はバスケット部の東医体（医学部だけの体育会の大会の東日本版）以来で、
おそらく20年ぶりくらい！？
あれから20年か〜、としみじみ。
朝7時の新幹線で行き、
9時〜16時半までほぼ休むことなく講演を聞きました。
・食物アレルギーでより正確な診断ができるようになったアレルゲンコンポーネントについて、
・食物アレルギー発症に最も影響するのは湿疹病変であること、
・妊娠中や授乳中の食物制限が食物アレルギーやアトピー性皮膚炎を予防することはできず、離乳食開始が遅いほど食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症が高くなること、
・食物依存性運動誘発アナフィラキシーにはアナフィラキシーの既往がない場合は抗ヒスタミン剤の定期内服や事前内服で予防が可能なこと、
・最近では経皮免疫療法というものも研究されている、
・アトピーの悪化の時は黄色ブドウ球菌のδトキシンがTh2型皮膚炎を起こす、
・石鹸洗浄は感染予防には良いが、皮膚バリア機能維持には悪い、
など、今回はThe皮膚科的な内容のお話ばかり聞いてきました。
早速私も毎日の入浴は石鹸を使うのは顔だけにすることにしました✌️
講演の間には企業展示ブースに行ったり
ご当地ならではのおやつ(甘かった、、、)
駅にあった羽生くんの看板の前でポーズを取ったり
結構決まってる（笑笑）
帰りは奮発して、はやぶさのグランクラス
勉強もして、ちょっとした旅行気分も味わえて楽しくて充実した一日でした。
また新たな知識を診療に活かして参ります！
こんにちは
大好評につき
おはようございます。
渋谷の皮膚科・美容皮膚科
emiスキンクリニック松濤
院長の中崎恵美です。
最近はもう夏を感じますね！
スギ花粉症の方もやっと症状が落ち着いたことでしょう。
スギ花粉の飛散期が終わりましたので、
スギ花粉症に対する舌下免疫療法を始めます。
舌下免疫療法とは
毎日舌の下にアレルゲンを含むお薬を少量から摂取し、
体をアレルゲンに慣らして
アレルギー症状を和らげる治療です。
今までは皮膚に注射する方法がありましたが、
頻繁に通院しなければならず、
注射の痛みも伴い、
喘息発作やアナフィラキシーなどの重篤な副作用も起きやすいのが難点でした。
舌下免疫療法は、
初回のみクリニックで服用してもらい、
2日目以降は自宅で服用できます。
月に一度の通院は必要です。
アナフィラキシーショックなどの重篤な副作用の可能性はゼロではありませんが、
注射に比べてその可能性は低いです。
治療期間は３〜５年と長期間になりますが、
治療を始めると、翌シーズンから症状が軽くなる方もいます。
７〜８割の患者は効果を得られるそうです。
花粉症の時期に抗ヒスタミン剤などの薬が必要なくなったり、
アレルギーの症状を治したり、長期にわたり症状を抑える可能性もあります。
毎年、花粉症の症状がお辛い方にはオススメです。
保険診療が効いて、
３割負担の方で、1ヶ月1,000円程度です。
この他に検査代などが必要です。
現在は12歳以上の方が対象です。
重い気管支喘息の方などは受けられません。
スギ花粉以外にも、
ダニアレルギーに対する舌下免疫療法もあります。
ご興味のある方、毎年花粉症の症状でお困りの方は是非ご相談くださいませ。
皆様こんにちは🌞
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