腰痛や頭痛は職場で多い悩みです。

腰痛は職業性疾病の6割を占め、

10年前と比較しても1割ほど増えています。

特に社会福祉施設、運輸交通業、小売業での発生が多くなっています。

厚生労働省からも職場の腰痛予防対策指針が出ています。

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/131114-01.pdf

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/131114-01.pdf

頭痛に関しても

慢性的な頭痛を持つ人は40％とも言われ、

ストレスなどのメンタルが関与していることもあります。

基礎疾患がない場合の頭痛は３つで

①片頭痛　血管が拡張することで生じる。病態不明。

②緊張型頭痛　頭や肩の筋肉が緊張することで生じる。病態不明。

③群発頭痛　頭の血管の拡張

基礎疾患がある場合の慢性頭痛は

• 頭部外傷
• 頭部の血管障害（脳出血など）
• 腫瘍
• 脳炎
• 薬物（酒や薬物など）
• 高血圧
• 眼科や耳鼻科の病気(緑内障、副鼻腔炎など）
• メンタルヘルスの病気(うつ病など）

などがあります。

基礎疾患は病院での治療が必要です。

ある企業では、従業員の８５%が頭痛を自覚し、

そのうちの84％は治療を受けたことがありませんでした。

腰痛や頭痛による休業やパフォーマンスの低下は会社にとっても大きな経済損失につながります。

慢性的な腰痛や頭痛を自覚し、

仕事や生活に支障がある場合には

産業医に相談、または医療機関を受診することをお勧めします。

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