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ダーマローラー主催WEBセミナーで講演をさせていただきました
ダーマローラー主催WEBセミナーで講演をさせていただきました。
全国の鍼灸師の先生方を中心に、多くの皆さまにご参加いただきました。
今回のテーマは、
「マイクロニードリングの最新情報・トレンド」
です。
目次
マイクロニードリングは進化している
マイクロニードリングというと、
「針で肌に微細な刺激を与え、コラーゲンを増やす治療」
というイメージをお持ちの方も多いと思います。
もちろんそれも大切な作用の一つです。
しかし近年の研究では、それだけではないことが分かってきています。
注目される「低侵襲 × 高頻回刺激」
最近の研究では、
Low Injury × High Frequency
(低侵襲 × 高頻回刺激)
という考え方が注目されています。
強い刺激を一度与えるのではなく、
肌が回復できる範囲の刺激を継続的に与えることで、
肌本来の再生力を引き出そうという考え方です。
これは再生医療の考え方にも近いものがあります。
再生の司令塔は「ケラチノサイト」かもしれない
今回ご紹介した最新の研究で特に興味深かったのは、
ケラチノサイト
の役割です。
ケラチノサイトというと、
表面の角質を作る細胞というイメージを持たれるかもしれません。
しかし実際には、
表皮の最も深い部分である
基底層
にもケラチノサイトが存在しています。
最近の研究では、この基底層のケラチノサイトが、
単に皮膚を作るだけでなく、
皮膚再生の「司令塔」のような役割を果たしている可能性が示されています。
細胞同士は会話している
私たちの肌は、単独の細胞でできているわけではありません。
ケラチノサイトは、
真皮の線維芽細胞や免疫細胞などに対して、
さまざまな情報を発信しています。
例えば、
「修復が必要です」
「コラーゲンを作ってください」
「炎症を抑えましょう」
といったメッセージを伝えていると考えられています。
これを
細胞間コミュニケーション
と呼びます。
肌は一つのチーム
近年の研究を見ていると、
肌は単なる細胞の集まりではなく、
多くの細胞が互いに連携しながら働く
「一つのチーム」
のように感じます。
マイクロニードリングによる微細な刺激は、
そのチーム全体に再生のスイッチを入れているのかもしれません。
Attractive Agingという視点
私は美容医療の目的は、
単に見た目を変えることではなく、
肌が本来持つ力を引き出すことだと考えています。
今回の研究は、
まさにその考え方を裏付ける内容でした。
これからの美容医療は、
「強く変える治療」から、
「再生を育てる治療」
へ進んでいくのかもしれません。
今回の講演を通じて、改めて美容医療の未来に大きな可能性を感じました。
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