渋谷で尋常性疣贅(いぼ)の治療ならemiスキンクリニック松濤

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尋常性疣贅(いぼ)

尋常性疣贅(いぼ)とは

ウイルスが原因で発生します。
尋常性疣贅は、皮膚型のウイルスが小さな傷口から皮膚に感染して、良性腫瘍の「いぼ」ができる病気です。
そのほとんどが放っておいても自然治癒する良性のものです。
ただ、大きくなったり、感染の可能性があり、またまれに悪性のものもあるので、発見次第できるだけ早めに受診をするのが良いでしょう。

病因

「 ヒトパピローマウイルス」、別名「ヒト乳頭腫ウイルス」と言われるウイルスで、なんと100種類以上もあります。小さな傷口から皮膚に入り込み感染していぼとなって表れるのです。

症状

外傷を受けやすい露出部、とくに手指、足底、膝、顔に現れます。
ささくれなど傷のある皮膚に感染し、数カ月後には光沢のある皮膚色の1mm大の半球状に隆起した発疹ができ、次第に大きくなって、表面が角化して粗く灰白色になります。
 足の裏では、体重のために隆起できず、魚の目状または多発して敷石状になります。顔面や首では、先端がとがった細長い突起物になることがあります。

疣贅の臨床像は大きく4つにわけられます。

① 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

四肢末端に好発し皮膚面より半球状に隆起した表面粗造な丘疹で、多発する傾向があり、爪周囲に発生した疣贅は時に爪変形を伴う事があります。

② 扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)

主として顔、手背にみられ、経1mm〜3mm大で皮膚面より僅かに隆起した多発性丘疹で、表面は平滑で、通常正常皮膚色で時に褐色のものもあります。

③ 糸状疣贅(いとじょうゆうぜい)

顔、特に口周囲、鼻孔部に好発し長く柔らかい丘疹で、その先端に僅かに角質を持ちます。

④ 足底疣贅(そくていゆうぜい)

足底の圧のかかる所に生じるために、ほとんどの皮膚面より隆起しない固い角化性病変です。
多発して融合しているもの、単発で深く侵入し疼痛強く炎症症状を合併しているものがあります。
いずれも角化物をメスで削っていくと点状の出血斑が出現してくるので、鶏眼、胼胝種と鑑別できます。

治療

一般的には、液体窒素(ちっそ)を綿棒に含ませて、数秒単位で6~7回当てていく凍結療法を行います。痛いことと治癒までの経過が長いことが欠点です。とくに、角質の厚い爪のまわりや足底は治りにくいです。
電気焼灼(しょうしゃく)や炭酸ガスレーザーで蒸散させることもありますが、瘢痕(傷あと)を残すことがあります。そのほか、漢方薬のヨクイニン(ヨク苡仁)を内服する方法もあります。
いぼころりは角質を溶かすだけで、かえって広げてしまうことがあります。医師の指導の下に、凍結療法と組み合わせることをおすすめします。

注意点

足から手など移る可能性があるので、なるべくいじったり触らないようにしましょう。


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